スマート農業を目指す先端技術フェア in 岡山 出展報告

スマート農業を目指す先端技術フェア in 岡山 に出展した、青電舎の出展報告を
転載いたします。

目的は一つ、中山間地域の活性化です。
自然は、人が住んで手入れをしているから美しいわけで、放置した荒廃地が綺麗なはずはありません。
現状を継続するには、とにもかくにも、そこに若い方に住んでいただく(生活していただく)しかありません。
かといって子どもの通学に保護者の送迎が必要なような状況も、受け入れられません。
住むのは、子どもの足で学校に通えるところで、「ほ場」には通勤する。
日頃の管理は、リモートで自宅、あるいは別の職場から。
どうしても「ほ場」に出かけないといけない、その移動時間で間に合う範囲で遠隔管理できれば、それはそれでOK。
農業も、コロナ禍の会社と同様、リモートで対応できるところは、すればいいはずです。
常に「ほ場」の近くにいることから、最低限「ほ場」に出掛けるという行動の変化で、収入倍増は決して夢ではありません。
獣害対策も、ある程度自動化し、対策をしたがために増える負担をなくすることが重要です。
下手に柵など設置すると後の保守が大変・・・草刈りなどの手が取れず、その効果が得られなくなったり、場合によっては設置したがために保全の費用を新たに追加しないといけないような、結局手間だけが増える効果のない投資になってしまう例が後を絶たない実体があり、保守が必要のない対策には大きなメリットがあります。
一見関係なさそうに見えるリモート農業と、獣害対策ロボットも、実は同じところを目指しているのです。

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